不眠の子守唄

書評ブログ。たまに洋楽や美術館。読書は海外文学・新書・古典etc... 不定期更新

2020-04-11から1日間の記事一覧

ジョージ・オーウェル『1984年』考察ー二重思考を信じ込まされる「馬鹿」になってはいけない

20世紀に書かれた最高の英文学は? というランキングで、たいてい1位に君臨するのが、このジョージ・オーウェル『一九八四年』である。 あまりに有名な作品であるから、あえて紹介する必要はないかもしれない。しかし、やはりこの作品をどうとらえるかは人に…

アーレントの伝記を読みたいならこの一冊ー矢野久美子『ハンナ・アーレント』(中公新書)レビュー・感想

今日(4月11日)、中公新書公式アカウントがこんなツイートをしていた。 1961年4月11日、ユダヤ人大量虐殺に深く関わったアイヒマンの裁判がエルサレムで始まりました。政治哲学者ハンナ・アーレントが傍聴して発表した裁判記録は、論争に発展。矢野久美子著…