不眠の子守唄

書評ブログ。たまに洋楽や美術館。読書は海外文学・新書・古典etc... 不定期更新

ロシア・東欧文学

ロシア文学入門! 甘酸っぱいようで衝撃的な恋愛小説ーツルゲーネフ『はつ恋』あらすじ・感想

ロシア文学と言えばドストエフスキーとトルストイの二大巨頭があまりに有名だが、この二大巨頭の作品を読むのはあまりに骨が折れる。 ーーそんなイメージでロシア文学を敬遠している人も多いかもしれない。 だが、ドストエフスキー作品と対極に属すような、…

ナボコフ『ロリータ』を読んでみて、この本に対しての誤解に気づいた―『ロリータ』あらすじ・感想

いわゆる「ロリコン」や「ロリキャラ」あるいは「ゴスロリ」「ロリータファッション」などの「ロリ」というのは、ロシア出身のアメリカの作家ウラジーミル・ナボコフの小説『ロリータ』に登場する少女ドロレス・ヘイズの愛称「ロリータ」に由来している。 「…

ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』が不朽の名作である理由

私は寝る前に本を読むのだが、私の「寝る前に読む本」シリーズで最高に素晴らしかったのが、このミラン・クンデラの『存在の耐えられない軽さ』である。 正直、この本は恋愛小説としてはつまらないかもしれない。だから集英社文庫の帯にある「20世紀恋愛小説…

【長編】海外文学のおすすめ100選ー読書の道しるべー(新潮社『考える人』2008年春号より)

なぜだかこのブログを書き始めたりTwitterで読書アカウントをつくったりしてから、海外文学にはまってしまった(もともと全く読まなかったわけではないが)。 だが、どの本を読めばいいのかいまいち検討がつかない。 そんな中、新潮社『考える人』2008年の春…