不眠の子守唄

書評ブログ。たまに本以外も。読書は海外文学、音楽は洋楽多め。不定期更新

東洋史

東洋史に関する本などについてまとめています。

アケメネス朝・ササン朝のリアルを知れる一冊―青木健『ペルシア帝国』書評・感想

最近読んだ新書の中で面白かったのが、青木健氏による講談社現代新書の『ペルシア帝国』である。 軽妙にして深遠、今年の世界史ジャンルの新書では今のところ一番面白いかもしれない。ということで、今回はこの本について紹介をしたい。 本書が描く対象 アケ…

教科書の教えてくれない中国史ー宦官は中国史上の「必要悪」だったのか?ー三田村泰助『宦官』書評・感想

家の本棚にある中公新書のバックナンバーを見ていたら、異様に番号が若い本がいくつかあった。 その一つが、この三田村泰助『宦官―側近政治の構造』ーー通し番号で7冊目の中公新書ーーである。(もう一つは宮崎市定『科挙―中国の試験地獄』(中公新書15)だ…