不眠の子守唄

書評ブログ。たまに本以外も。読書は海外文学、音楽は洋楽多め。不定期更新

講談社のコミックス

講談社のコミックスについてのカテゴリーです。

【完結】『進撃の巨人』に残された未解決の謎について考察してみる

『進撃の巨人』が完結した。この作品が、少年漫画史に残る傑作であることに疑いの余地はない。何よりも『進撃の巨人』が傑出しているのは、精緻に組まれた物語の中で、次々と伏線というか謎が解明されていき、全体像が見えていった点である。物語が結末する…

久米田康治『かくしごと』は、漫画家を題材にした最高の日常系ギャグマンガである

2020年にアニメ化もされた久米田康治の『かくしごと』は、漫画家を題材にした最高の日常系ギャグマンガだと思う。 漫画家を題材にしたマンガというと、高校生が連載獲得を目指すところからスタートする『バクマン。』(原作・大場つぐみ、作画・小畑健)や、…

岩明均『寄生獣』ラストの考察ー人間として生きる覚悟

岩明均の『寄生獣』というマンガがある。 無駄のない構成を持つ面白いマンガであり、さらに人間に寄生して体を乗っ取り人間を食べるという「寄生生物」の恐怖をテーマに据え、人間とは何かという問題、あるいは環境問題に踏み込んだ、多くのテーマを孕み哲学…

岩明均『雪の峠・剣の舞』こそ、戦国マニアが選ぶ最高の歴史マンガである

僕はいわゆる戦国マニアなのだが、戦国マニアとして一番推したいマンガが、岩明均の『雪の峠・剣の舞』である。 岩明均というと一番の代表作は『寄生獣』だが、『ヒストリエ』などの作品に見られるように歴史への造詣が非常に高い。 (寄生獣にも「ギョエ~…