不眠の子守唄

書評ブログ。たまに洋楽や美術館。読書は海外文学・新書・古典etc.

【史料紹介】二・二六事件 ウェブ上で閲覧できる史料

今日は2月26日、といえば二・二六事件の起こった日である。

この二・二六事件について、当時の史料を見てみよう。

二・二六事件蹶起将校 最後の手記 (文春文庫)

基本的に明治・大正・昭和期の公文書は「アジア歴史資料センター」で閲覧できるが、ここではこの「アジ歴」から二・二六事件についての史料を紹介する。

 

歴史に興味がある人、二・二六事件でレポートを書く学生などの方々の参考になれば幸いである。

www.jacar.go.jp

二・二六事件後の軍部及民間の情勢」

www.jacar.archives.go.jp

外務省外交史料館所蔵。戦前期に外務省が作成した資料。

1936年4月8日作成

・最近の国内情勢

・海軍部内の情勢

社会大衆党の党内情勢に就て

 社会大衆党の党内情勢について触れられているのが興味深い。

帝国議会に於ける陸軍大臣の2月26日事件の説明に関する件」

www.jacar.archives.go.jp

防衛省防衛研究所所蔵。陸軍省大日記(明治期から昭和期にかけて作成された、陸軍省発来簡の公文書類を編冊した簿冊等の総称)に収録されている。

1936年5月8日作成か

二・二六事件説明要旨

・於議会秘密会議 二・二六事件に関する説明

 1.事件に関する捜査の状況に就て

 2.事件関係者の取締状況

 3.捜査上より見たる原因竝其の準備行動

 4.事件の本質に対する観察に就て

 5.戒厳の現状と将来の見透に就て

 6.結論

北一輝西田税が事件の関与についてどのように見られていたのかがわかる史料。

 

種村氏警察参考資料集

www.digital.archives.go.jp

「昭和十年以降頒布されたる不穏文書調」として、二・二六事件に関係するものが

まとめられている。

 

「種村氏警察参考資料集」は、国立公文書館所蔵。元内務省警保局理事官故種村一男氏(1902-1982)旧蔵の文書類で警察庁に永らく秘蔵されていたもの。