不眠の子守唄

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展覧会の図録を無料で見るにはー東京国立博物館資料館利用のすすめー

展覧会によく行く人は、きっと次のように思うときがあるだろう。

「展覧会に行きそびれた!」とか、「あの展覧会で展示されていた作品を思い出したい!」 とか、あるいは「もう一度あの展覧会を体験したい!」という感情である。

 

そんな時に展覧会の図録があれば、実物を見ることはできなくても、だいたい解決することができる。

 

しかし、展覧会の図録というものは、展覧会の時に買っていないと、なかなか見ることができない。

 

今回は、この展覧会の図録を無料で見る方法として、東京国立博物館資料館」を紹介したい。

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photo by Unsplash

「展覧会の図録」の入手しにくさ

実は、展覧会の書籍は、「普通の書籍」ではない

「展覧会の図録」は、一般に書店などで流通させることを目的としてつくられた書籍ではなく、基本的には会期中に会場で販売するためのみに刊行されているものである。

 

それゆえ、展覧会の図録は入手しにくいのである。

 

このため、市立・区立図書館などには、収蔵されていない場合も多い。

 

しかし、そのような中で「展覧会の図録」をほとんど収蔵している穴場といえるのが、博物館の資料館なのである。

 

今回は、その代表例と言える東京国立博物館の資料館を紹介したい。

 

東京国立博物館資料館の概要

場所はもちろん東京国立博物館の中である。

住所:〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9 東京国立博物館
アクセス:上野駅から徒歩10分

東京国立博物館内のどこにあるかは、後述したい。

 

この資料館について、公式サイトの資料館利用案内から、重要な部分を抜き出すと以下のようになる。

開館日
月曜日~金曜日(博物館の開館日と違い、土日休みなので注意)
(別途公式サイトのカレンダーを確認のこと)
休館日
土曜日・日曜日・祝休日・毎月の末日(末日が土、日、祝休日にあたる時はその前日)・年末年始
開館時間
9時30分~17時00分
(図書請求・コピー受付時間は9時30分~16時00分)

注意しなければいけないのは、土日祝が休みであること。

社会人の方に期待を抱かせてしまっていたら申し訳ないが、そのような方には土曜日も開館している国立国会図書館をお勧めする。

 

また、お目当ての図録があるか確認するために、訪問する前に下のリンク先にあるOPACで所蔵資料の検索をすることを推奨する。

webopac.tnm.jp

東京国立博物館資料館アクセス方法

東京国立博物館資料館資料館を利用する方法は、以下の二通りがある。

  1. 「正門」から利用する方法(別途入館料必要
  2. 「西門」から利用する方法(無料!

1の方法で行く場合は、普通の展覧会に行くのと同じように「正門」から、下の公式サイトの地図の点線部分に沿って行けばよい。しかし、通常の入館料がかかるので注意が必要である。

 

そこで、今回は2の方法(無料の方法)を紹介したい。

 

下の図の「西門」のところから、実線部分を通っていくと資料館に行くことができる。

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https://webarchives.tnm.jp/docs/informatics/library_info/2014shiryokan-konaihaichi.pdf

西門から入る方法は、次のようになる。

  1. (上野から行く場合)正門から入らずに、正門の左を進む。東京国立博物館東京藝術大学の境界に当たる道を曲がり、「西門」に行く。
  2. 西門には警備員さんがいるので、警備員さんに資料館利用の旨を伝える。
  3. 警備員さんの詰所で入館記録に名前を書き、ネームプレートを受け取る。
  4. 西門を入って直進したところにある「資料館」に入る。

これで、東博の資料館に無料で入ることができる(ただし、普通の展示は見ることができず、帰りも西門からでないと帰れないので注意)。

なお、西門を利用する場合、実は上野駅よりも鶯谷駅の方が近い。

 

 

東京国立博物館資料館の利用方法

「展覧会の図録」は、書庫に所蔵されている場合多いので、そのような場合は職員の方に出庫してもらう必要がある。資料館にあるOPACで検索し、資料番号を紙に記入して職員の方に出庫をお願いしよう。

全集などの書籍は開架にあることも多いので、普通の図書館としても利用できる。

 

しかし、今回東京国立博物館資料館の利用をお勧めしたいのは、空間が快適だからである。

閲覧スペースには机・椅子もあり、落ち着いて図録を見ることができる。

 

そして、博物館の中がいかに混雑していようとも、たいてい資料館は空いている

休憩スポットとして覚えておいても、損はないのである(この場合、上に記した「正門からの利用方法」参照)。

 

東京近辺に在住の方には、ぜひおすすめしたいスポットである。

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